– 7月17日 曇り –
今日は受付と車検のみなのでとても気楽だ。
バイクを車に積む前にチェックし、高速に乗り鈴鹿を目指す。
天気は曇り、日差しが無いので過ごしやすい。
受付時間より早く到着したので、駐車場で缶酎ハイを開ける。
昼間に飲む酒は最高に美味しい。
今回のレースで終了なのか?
蒲郡にサーキットが出来るようだがそこで出来ないか?
なんて話をしながら、うだうだした時間が流れた。
受付時間になり受付を済ます。
今回も参加賞は無いのか・・・やはり運営は苦しいらしい。
受付を済ませば車検。
車検場まで遠かったので車で移動した。
エントリー台数が少ない為かそれ程混んでいない。
車検で今まで注意されたことの無い箇所を指摘された。
もう10年以上使用しているマシンに対して今更そのチェックはおかしいとは思ったが、
面倒なので「はい、はい」と言ってその場を抜けた。
納得いかない人もいたようで、「今までそんなこと言われたこと無いでぇ~」(関西風)
なんてやってた。
最近鈴鹿で事故が多いので、主催側もチェックがきつくなっているのだろう。
他のメンバーの車検も終わり、車にマシンを積み込む。
ピットへは他の所が走行会をやっているらしく暫く入れなかった。
と、言うことでまた缶酎ハイを開ける。
今回が最後となるであろうレースだったが同じクラスでエントリーしていたのはたった10だった。
寂しい限りである。
夕方になり、ピットが開いたのでマシンをピットへ運んだ。
去年の11月ぶりにエンジンをかけてみることにした。
天気 曇り MJ250
やはり・・・・一発ではかからなかった・・・・
ピット裏でばたばたと押しがけをする、
さっきまで飲んでいた酎ハイが全部汗で出そうなくらい汗が噴き出た。
どれくらい走り回っただろう・・・「パンッ」と一発軽やかな音がしてエンジンは始動した。
暖機をし徐々に回転を上げていく。
回転数、音を聞く限りでは調子は良さそうである。一安心。
その後鈴鹿の「クアガーデン」へ行ったが、40分待ちだったので外の健康センターへ行った。
鈴鹿のゲートが締まる時間が早く、今回も車中泊なのでささっと風呂に入ってコンビニで晩ご飯を買ってピットに戻ってきた。
実は車検が終わってマシンを積むときに、
ディーゼルの排気ガスで鼻をやられたようでずっと鼻水が止まらず辛かった。
明日の朝も早いので、風邪薬をのんで早めに寝た。
寝た・・・
– 7月18日 晴れ –
今回もピットで寝袋にくるまって寝るつもりだったが、風が無く暑い。
しかも、蚊がいた。
蚊取り線香を2つ使い煙い中で、少しでも体を休めようとしたが・・・
二つとなりのピットが五月蠅くて寝られない。
1時間寝ては起き、1時間寝ては起きの繰り返しで朝が来た。
薬を飲んだせいか鼻水は止まった。
予選が朝8時30分頃からあるので5時には起きて食事をしないと食べる時間もなくなる。
他のメンバーが行動する前に朝食を済ませ、ピット周りをうろうろした。
グランドスタンドを工事していた。F1開催までには間に合わせるようである。
ピットにもIT革命が迫っていて、LANが付いていた。
このLANを使用するには、SMSCに申し込めばよいのだそうだが、価格が42000円・・・高すぎ!!
他のメンバーも食事が終わりマシンのチェックを開始。
タイヤのエアーチェック、チェーンオイルさし、外観のチェック。
その後、混合ガスを作りエンジン始動。
一発でかかった。
暖気をして回転を上げていく。エンジン音も回転数もよい感じだ。
そんなこんなで公式予選開始。
タイヤが新品なので2周は慣らしで、その後タイムアタックの予定だったが、
台数が少ないのでコースがクリアになっているのと、新品のタイヤなので食いつきがいいというのがあり
慣らしは1周のみでタイムアタックすることにした。
1周目・・・慣らし
2周目・・・少しペースを上げる
3周目・・・1,2コーナーでのラインの変更の練習
4~7周目・・・タイムアタック
時間的に後2周ほど走れたがタイムは出ていると判断してピットへ戻った。
結果は、1’16.994 (6/8)
初の16秒台でポジションは4番。
充分に上位を狙える位置だ。
だんだんと日が昇り暑くなってきた。
決勝前にエンジンをかけて様子を見た。
回転数が上がりすぎていた、通常だと10500回転~11000回転で回るエンジンも
今回は12500回転位まで上がる。
昨日の天気とは違い気圧が高いのだろう。
MJを260にして、再度始動。まだ高い。
MJを270にした。
正直まだ高めな気がしたが、これ以上高速が延びないのも困るので270番で行く事に決めた。
食事を済ませブリーフィングへ。
やはりこのレースで最後のようだ、とても残念だ。
ブリーフィングを済ませるとなんか気が抜けた。
10台のエントリーだから5位くらいになれるといいなぁ、速く走るより転ばないようにしよ。
私がこんな事を考えている時は、逆に興奮している時が多い。
その時はそんな風に思って無くても、日記を書いているとそう思う。
で、決勝。
スターティンググリッドで最前列は初めてで、シグナルが近かった。
なるようにしかならないか・・そう考えながら、シグナルレッド・・・・Go!
スタートミスは無かったが後方のマシンが速くアッサリ抜かれた。
しかし付いて行ける。
S字コーナーで後方から抜かされたマシンをパスする。
その後3位のマシンとのデットヒートが始まった。
裏もストレートも私の方が有利なのだが、この3位のライダーは1コーナーが異常に速い。
逆に言えば1コーナーで抜かれなければ勝てる。
そう思いながらマシンを操る。
2周目の裏で抜いた、3周目、4周目も抜かれる様子は無かった。
このまま行けると思ったが・・・
熱だれが出てきた、スピードに乗れなくなる。
5周目のストレートでかわされた。
ここまでか・・・とも思ったが、意外と裏でついていける。
6周目のストレートでついていけた。
8周のレースなのであと7周目に抜いて逃げ切れば・・・そんなことを考えて6周目はついていった。
7周目。
ストレートエンド、1コーナー手前で横に並ぶ一気に行こうと考えたが・・・
結果行かずにアクセルを戻した。
3位のライダーは実は知り合いで、1コーナーは速いのだが2コーナー手前でもたつく。
ラインに余裕がないように思えたのだ。
イン側に並んだので絶対的に私の方が有利だけど、このまま進入して知り合いが行き場が無くなり
転倒なんてなるとちょっと後味が悪い。
そう考えてしまったら抜くことが出来なくなってしまった。
そしてゴール。
結果 総合4位、クラス3位だった。
3位の知り合いは 10’20.852
私は、10’21.260
0.4秒差だった。
ベストタイムも出た。「1’15.483」
言い訳するつもりはないけど、3位の知り合いは「1’15.651」
なかなかのデットヒートで面白かったが、1コーナーでアクセルを戻したのがとても悔やまれた。
後記:「結果」
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