墓守

お祖母さんが亡くなった時に、伯父がお墓の面倒は叔父とその息子が面倒を見ると
私の父親に明言したらしい。
お祖母さんは生前に、父親に見てくれと言っていたが、兄貴がそこまで言うならと
叔父に見て貰うことにした。
その叔父から父親の携帯に電話があったらしい。
お寺の何かでお金がいるので出してくれと。
父親は、家の電話でなく携帯に直接かかってきたのは私の母親に感づかれたくないのだ
と、気付いたらしく、俺の一存では決められないと言って電話を切った。
その話を聞いた母親は、
面倒を見るとあれほど明言しておいて、(私に知られないように)家の電話ではなく
携帯電話にかけてくるなんて、そんなの出す必要ないと激怒していた。
数日後今度は叔母から電話があり、その電話で父親が激怒したそうだ。
お墓を守るというのは大変なことだと思う。
行事事もそうだけど費用的にも大変だと思う。
それは、私でもわかること。
それを引き受けたのだから最後まで面倒見ろよと思う。
出来ないなら最初に明言せずに、男兄弟は二人だから協力してくれとか
上手いこと言えば、情にもろい私の父親の事だからきっとすんなり行ったと思う。
はっきり言ってかっこわるい。
私の父親は次男で既にお墓の土地もある。
私か弟が面倒を見ることになるのだがこれを教訓にしてスマートに行きたいものだ。

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