弟の事

うちの弟は良い意味で「賢い」でも「ずるい」。要するに「ずるがしこい」。周りの人を使うのがとても上手い。私が若い頃はそんなのも有りかなと感じていたが、今はそれではまずいと思っている。例えば、私はコンピュータ関係の仕事をしているのでコンピュータに関わることは殆ど私に聞いてくる。聞くのはいい、問題は覚えない所にある。何回も同じ事で電話をしてくる。未だにアンインストールも出来ない。もう数年パソコンを触っているにもかかわらずだ。仕事でも使い、ゲームもしているメールもしている、でもアンインストールは出来ない。で、あまりにも覚えないので少し突き放してみた。そうすると今度は、パソコンの出来る友人に相談していた。なんというかこちらが駄目ならあちらみたいな感じ。本人は目的達成のための一手段だろうが、それのために動かされる人の事を考えているのだろうか。今度からは私ではなくその人に何度も同じ事を聞くだろう。人を動かせるというのはすごい能力だと思う、がそれは動かす本人が理解して動かさないと動かされる人はどんどん離れていってしまうだろう。