何処へ行こうか考えながら支度をした。
和歌山くらいまで走ろうかとか等と考えツーリングマップルを開くと諏訪湖が目に入った。
海は混んでいるだろうから山へ行こう。
と言うことで、19号を北上することに。
5時に自宅を出発し、近所のセルフスタンドでガソリンを給油。
レギュラーリッター139円、たけー。
302号から19号へ入りずっと北上。
早朝の19号は信号無視のトラックが多かった。
なるべくトラックに近づかないように飛ばすが、直ぐに前のトラックに追いつきの繰り返し。
恵那くらいまでは車線も多くてパスしやすいが、それ以降は1車線&工事でなかなか抜けない。
時間はあるし慌ててもしょうがないからと、道の駅「大桑」で休憩。
既に2時間走行していた。でも諏訪までなら午前中で到着してしまうペース。
ちょっとペースが速すぎるので、地図を見ながら寄り道を考える。
御岳・開田高原方面へ向かうことに決定。
念のため途中でスタンドにより、御岳方面に。
「道の駅三岳」にて地図を確認。
三笠山頂を目指すことにした。
途中までは気持のいいワインディングだったが、スキー場のエリアには入るとヘアピンの連続で
しかもコーナーが変に歪んでいてバンクさせると切り込みすぎて倒れそうになったり、
逆にバンクしても曲がれなかったりととんでもない道だった。
慎重にコーナーをクリアし山頂に到着。
標高が200mも有るのに全然涼しくない。
既に駐車場は車でが一杯で三笠山頂(もしかしたら御岳山頂かも)に登山する人がいた、しかも白装束の人が多い
このあたりは、御嶽教なるものがあり信仰登山が昔から有るようだ。
山頂はガスが出ていて視界も悪いのに信者さんは大変だ。
まだ雨が降ってないだけでもマシだが・・・ここも、特に何もないところなので早々に下山することにした。
途中のヘアピンで怖くてバンク出来ない・・・、気合い入れてバンクしたら、がりっといい音が・・・
何処か擦ってしまったようだ(多分スタンド・・・と思いたい)
なんとか下山し開田高原を目指す。
開田高原も涼しくなかった、名古屋では相当暑いんだろうな・・・。
開田高原は言ってしまえばただの高原なので少し遠くの開田高原を見渡せる場所へ行き、
写真を撮ったが携帯のカメラ&携帯の調子が悪く映ってなかった。
前回もこんな事があったのでそろそろ携帯も買い換え時かも。
で、開田高原近くの道路の写真や写真、この道路(R361地蔵峠)は気持ちよく走れた。
R19に戻り北上。塩尻までのR19は白バイが沢山いてとても走りずらかった。
流石に暑さでバテて、塩尻でコンビニに寄りポカリを飲みながら地図を広げ目的地確認。
諏訪湖はもう目の前、ここまで来たならもっと北を目指そうと、大町方面を目指す。
バイクでこっちに来ると何時も思うが、車の運転手がとても良くバイクを見ていてくれる。
例えば前方の車が信号手前で停車するときも左側を開けてくれてパスしやすいようにしてくれたり
二輪用の停止線があったり。中には鬱陶しい走り方をする車もあるが全体的にはスマートだと思った。
R19は松本で終わりR148号を北上した。この道はスキーでよく使っているので迷うこともない。
そろそろ宿を考えないといけない、出来れば安いところがいい。等と考えながら道の駅白馬まで向かった。
スキーで何時も使用している民宿へ電話をかけてみたら予約で一杯だった。
なんとか潜り込もうとしたが、忙しい時間らしくあまり無理を言うのもどうかと思ったので諦めた。
白馬駅前の白馬宿泊旅行センターで民宿を探して貰った。
温泉付きで朝食付きで6000円位の所があったのでそこにした。
「ふもとや旅館」(HPとかないようです・・・)
多少高い気もしたが、野宿よりはマシなのでよしとした。
まだ時間があったので八方を走ることにした。
御岳も八方もどちらもそうなのだが、スキー場の道路ってオンロードバイクで走るには少し怖いと思った。
宿も決まりバイクを民宿に置いてうろうろと白馬駅前を歩く。
その時携帯が鳴った、お客さんからだった・・・
土曜日までに修正して欲しい事があるんだけれど・・・
日曜日くらいまでぶらぶらするつもりだったのに初日で計画倒れ。
修正内容を聞くと大したこと無いので土曜日一日で何とかなる、明日帰らないと駄目なのかぁ。
4日もあれば、日本海まで行きたかった。
仕事の件でもう一つあって、請求書を郵送しようとずっとタンクバックに入れっぱなしだった。
松本あたりで郵便局によって投函する予定だったのだが、御岳、開田高原を走っているうちに
タンクバックがタンクから落ちそうになってリアにくくりつけていたのですっかり忘れていた。
白馬村の消印ではまずいかと思いつつも投函。まぁ、経理担当さんはそこまで気付かないでしょ。
晩ご飯が無いので宿で風呂と仮眠擦る前に下調べをした。
宿が八方の「ふもと」で「ふもとや」のようだ。確かにスキー場が近い。
白馬宿泊旅行センターで地図を貰ったのでだいたいの所は把握できた、民宿に戻り風呂に入る、
今日はこの民宿の宿泊客は私も含めて3組くらいしかいないようだ。
貸し切りの一番風呂。しかも温泉。泳ぎはしなかったがなんか嬉しかった。
温泉につかりながら明日の走行ルートを考える。
明日は高速ツーリング(高速道路を使うんじゃなくて)で帰ろうと、上高地、高山経由で帰る事にした。
温泉を出て仮眠したら、寝過ぎた・・・
白馬村の夜は早く21時過ぎると店が殆ど閉まる。
慌てて着替え外に出たが既に遅かった。観光客の若者達はコンビニで買い物をしている。
晩飯がコンビニ飯は嫌だったので、近くの居酒屋に入る。
一人で居酒屋に入れるようになったらもう親父の仲間入りだなぁ。
地元の人しかいなかった。とりあえず適当に注文するが出てくるのが遅い、遅いので酒がどんどん入る。
いつの間にか隣の地元民2人組と意気投合しスナックへ。
スナックではその地元民におごって貰えました。
名も知らぬ地元の方ありがとう。
朝、朝食を食べるために食堂へ降りると、民宿の方が謝ってきた。
何かしたのかなと思うと、私がずっと寝ていると思ったらしく布団をひかなかった事を謝っていた。
民宿の方にはだまって食事に出かけてしまったので、悪いのは私の方なのだが・・
朝食はボリュームがあり大変美味しかった。
2日目は、R147を南下しR148に入り上高地を目指す。
途中松本で渋滞にはまり全然高速ツーリングでもなんでも無くなっているので、
裏道を探しR148に入る。
R148は道が狭いのと観光バスが多い。往復2車線あるが実際には1.5車線くらいしか無く
トンネルに観光バスが入ると立ち往生する、それくらい狭い。
そして、追い越し禁止区間も多いので容易に抜けない。
このままじゃイライラするだけなので、道の駅風穴の里でルートを考え直した。
多分この観光バス群は乗鞍へ向かっているのだと思い、安房峠に行くことにした。
(実際には有料安房峠道路でお金を払うのが嫌なだけだったりする)
長野側から入ると道が狭く急な登りが多かった。
何故かカーブには番号が振ってあり13番くらいまで数えたら頂上に着いていた。
山頂では野生の猿もいた。
岐阜県側の下りは道の多少良くて気持ちよく走れた。
R158丹生川村から高山も観光バスが多く走りずらかった。追い越し車線もたまにあるのだが、
そう言う見通しの良い直線に限って観光バスは速度を上げる。
車のナンバーを見ると「なにわ」だ。ちっ、また大阪かよ・・・
高山市内で丁度12時になったが、こんなに暑いのにラーメンなんて食べられないので高山は速攻通過。
道の駅ななもり清見で休憩。昼飯は自然薯を食べると決めていたので白鳥まで我慢。
普通車はせせらぎ街道に流れ、ななもり清見から観光バスも高速に乗るのでそれ以降のR158は殆ど車がいない。
道の駅白鳥までは、暑さとテンションが高くなって笑いが出るほど気持ちよく走れた。
ここで昼ご飯、当然山かけ定食を注文。
食事を終え、裏の長良川で足を川につけてクールダウン。
バイクも無理して走らせてきたのでここで少し長めの休憩を取る。
足をかわにつけていてまわりを見回すと家族連れが多かった、
小さい子がいるならこういうところも安上がりで良いかもしれない。
ただ、木陰で子供がDSで遊んでいたのにはビックリした、ちらっと見たらどうぶつの森だった・・・
休憩も終わりR156を南下白鳥を過ぎるとだんだん車が多くなり気持ちよく走れなかった。
後は車の流れに任せ、R156->R21->R22と走り自宅に戻る。
今回のツーリングは普段使っていない所までタイヤを使い今のタイヤが経年劣化しれいることを
実感した。リアが暴れる事数回、タイヤロックロックさせてタイヤマーカーを付けること何十回・・・
これだけ長距離を走るとこのバイクの良さ悪さが良くわかった。
自宅に帰ると疲れたとは思わなかった、それにしても郡上あたりは異常なほど暑かった・・・
総給油量:34.51リットル
総走行距離:718Km
燃費:20,8Km/リットル
コメント